「業務委託」でグローバル人材採用
グローバル インパクト
ソーシング コンソーシアム(GISC)

GISCは、「アウトソーシングでできる社会貢献」の普及に取り組むコンソーシアムです。「ビジネスと人権」におけるサプライチェーン上の社会的責任を重視し、企業とグローバル人材が繋がり、持続可能な人材採用や就労機会、サプライチェーンの透明性や安定性、社会包摂の実現を目指しています。

日本初の「グローバル インパクト ソーシング」拡大へ

世界には、紛争や迫害、気候変動などで強制移動を余儀なくされた人々が1億2千万人(2023年12月時点)がいます。しかし、言語や在留資格などさまざまな課題により、十分な雇用機会を得ることは容易ではありません。
その一方で、慢性的な人手不足や多様化するニーズへの対応が求められる日本社会において、難民をはじめとする就労困難性を抱える方々の雇用や業務委託を通じた新しいアプローチが注目を集めています。

GISCは、「インパクト ソーシング」という考え方を通じて、企業・団体と難民などの背景を持つ人々がWin-Winとなるエコシステムを構築。
ビジネスの成長と社会貢献を同時に実現するモデルを生み出すことで、社会課題の解決に貢献していきます。

インパクト ソーシングとは?

企業が「業務委託」を通じて、新たな就労機会を繋ぐ仕組みです。

難民雇用に立ちはだかる3つの壁

難民雇用には主に以下の3つの壁が存在しており、それによって雇用が進まない現状があります。

インパクト ソーシングで3つの壁を乗り越える

「業務委託でできる社会貢献」であるインパクト ソーシングは、これらの壁を乗り越えることを可能にします。企業が就労困難性を抱える人々を「直接雇用」するインパクト ハイアリングと比較すると、正規雇用の場合は固定費となります。しかし、インパクト ソーシングであればアウトソースとして変動費化されるため、不景気の中でも取り組みやすいです。加えて、インパクト ソーシングがタレントのお試し機会となりインパクト ハイアリングにも繋がる可能性があるため、アンコンシャス バイアスと呼ばれる差別や偏見による不採用リスクに伴う機会損失も解消できます。

企業にとっての4つのメリット

グローバルDX人材の補完
DX人材が不足し、特に国際経験をもつDX人材が極めて限定的な中、難民の背景を持つ人々は「難関を突破できるDX人材」として活躍します。
アウトソースの費用対効果

正規雇用には、固定費としての側面や採用に伴うコスト、離職リスクが課題に。アウトソースなら、変動費としての 柔軟性や継続しやすさが特徴。

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柔軟なお試し機会チャンス
業務委託の案件を通じて人材をお試しし、優秀な人材を正規雇用などへも繋げられる可能性があります。
ESG・SDGs対応での差別化
「ビジネスと人権」が注目される中、新たな難民支援の取り組みは他社と差別化されたESG・SDGs貢献に。
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GISC加盟組織紹介(順不同)

Robo Co-op

事業内容:
Robo Co-opは、難民やシングルマザーといった多様な背景をもつDX人材が、ありのままに輝ける社会をつくります。オンライントレーニングやリモートワークにより、時間も場所も選ばない柔軟な働き方を実現し、最先端テクノロジーの担い手を増やし、グローバルなDXの民主化を進めます。


サービス内容:
生成AIやRPAといったノーコード・ローコードツールに特化し、企業や自治体における業務分析や開発保守、研修伴走サービスを提供します。多国籍人材を様々な国・地域からアサインすることで、グローバルなオペレーションの自動化に向けた研修や開発サポートが可能です。その他にも、グループラーニングや自動化技術を活用した、ソフトウェアのカスタマーサクセスやテスト自動化サービスも提供します。

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株式会社
Shared Digital Center

事業内容:
NPOやNGO、社会起業家の経理や労務といったバックオフィス業務を集約化し、AIといった最新のデジタルツールを活用し自動化します。また、それらを難民やシングルマザーといった多様な背景をもつ方々の中間就労の機会にも繋げます。社会課題解決により集中できる環境を、多様な人材が支える社会インフラを提供します。
サービス内容:
経理や労務、総務などのバックオフィス業務を支援します。生成AIやRPAを活用し、業務システムの標準化や自動化を実現します。助成金・補助金申請サポートや経営ダッシュボード作成による経営高度化の伴走支援も行います。
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株式会社 BonZuttner

事業内容:
【避難民「問題」を社会「資産」に。】というミッションのもと難民の背景を持つ人材と共に、事業活動を行っています。移動をせざる負えなくなった難民の背景を持つ人々が、かのような状況においても自らをエンパワメントし、自立/自律をし、尊厳をもって生き社会で活躍する物語を紡ぐ語り部となることを目指しています。
サービス内容:
IoTやAI、ブロックチェーンに関連したウェブシステム開発事業を営んでいます。難民の背景をもつ、高度人材に分類されるエンジニアや開発マネジャー達が彼女、彼らの専門知識を活用し、クライアントの課題解決の為のソリューション提供を行います。
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株式会社 Eukarya

事業内容:
Eukaryaはデジタルアーカイブや知的活動支援を主とする研究開発型スタートアップ企業です。【世界中のすべての情報を保存する、保存したい世の中にする】をビッグピクチャーとして掲げ、アナログ・デジタルの垣根を越えたデータの整理・活用を推進し、知的創造の溢れる豊かな世界を目指します。
サービス内容:
EukaryaのメインプロダクトRe:Earthは、高い拡張性と直感的なUIを備えたOSSのWebGIS(地理情報システム)プラットフォームです。国土交通省主導の都市デジタルツインプロジェクト「PLATEAU」基盤システムの一部にも採用され、都市開発、防災計画など様々な用途で活用されています。

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ピープルポート株式会社

事業内容:
私たちは、リユースパソコン事業【ZERO PC】を通して、「難民の雇用創出」に取り組んでいます。
ここ日本へも、自国での暴力や迫害から逃れてきた人たちが毎年約1万人ほどいます。
私たちが目指すこと、それは一度母国で奪われた彼らの夢や希望を、彼らの人生に寄り添って少しずつ実現していくお手伝いをすることです。
サービス内容:
<人にも環境にもやさしい、エシカルパソコンZERO PCとは?>
ZERO PCは、難民ゼロ、環境負荷ゼロを目指し、主にパソコンを含む電子機器の無料回収サービスと、エシカルパソコンZERO PCの販売を行っています。

廃棄されたパソコンを再利用し、使えなくなった部品までもすべてリサイクルするエシカルパソコン、ZERO PC。
販売しているアップサイクルパソコンの修理や整備は、日本に逃れて来た難民の背景を持つエンジニアが担っています。
https://zeropc.jp/
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アノテーションサポート株式会社

事業内容:
「世界の無国籍者をゼロにする」をミッションとし、AI開発で必須のアノテーションを通じて、子ども達の国籍取得を支援しています。紛争や貧困が理由で国外に避難した親と無国籍の子どもを対象に、仕事を約束することで母国に家族で帰国し、親は自社で働く機会を、子ども達は国籍の取得と公立学校へ通えるよう、サポートしています。
サービス内容:
AIに必要なアノテーションデータ(教師データ)の作成を通じて、無国籍問題解決に貢献するサービスです。 AI事業の担当者よりご依頼をいただきアノテーションデータの作成を行いますが、その作業スタッフに無国籍の子を持つ親を採用し、ともに働いています。母国での安定した職に就けることで生活が豊かになり、子どもも国籍を取得できます。法人・教育機関向けのサービスであり、国内外問わず仕事のご依頼を頂いております。

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パーソルクロステクノロジー
株式会社

事業内容:
パーソルクロステクノロジー株式会社は、機械・電気設計やITシステム開発など、機電領域からIT領域まで幅広い技術サービスを提供するエンジニアリング企業です。 SDGsへの取り組みとして、DX/AI人材の育成や先進運転支援システムの試験受託、カーボンニュートラル燃料を使用したエンジン実験などを通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。
サービス内容:
自動車や航空宇宙関連機器の設計・開発、ITシステムやアプリケーションの開発・運用、AIやDXを活用したIoT、モビリティサービスの導入支援など、多岐にわたる技術ソリューションを提供しています。

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GISC発足記念シンポジウム資料

News

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共創するビジネスパートナーの皆さまへ

インパクト・ソーシングにご関心をお持ちの皆さま、新たな事業コラボや協働をご検討中の皆さまは、ぜひ下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。共に未来を切り拓く第一歩を踏み出しましょう。

後援:Welcome Japan

一般社団法人Welcome Japanは、難民の包摂を通じて共生社会の実現を目指す非営利インキュベーターです。社会全体で難民のウェルビーイングを推進する「Whole of Society」アプローチを採用し、多様な難民包摂の拡充に向けた中間支援組織として活動しています。また、ビジネスリーダーや企業と連携し、「難民包摂市場」を創造するコミュニティ「Welcome Japan CxO Council」を発足させるなど、日本社会全体での難民支援を推進しています。GISCは、Welcome Japanの就労分科会におけるDX人材委員会を前身とし、発足されました。

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